■警告
○レーザ光を直接目に当たらないでください。
[レーザ光(直接光)が眼に入ると失明のおそれがあります。]
○機器は改造しないこと。[感電・火災のおそれがあります。]
○患者に異常のないことを常に監視しながら慎重に使用し、異常があったときはただちに照射を中止すること。
○次のような場合には特に慎重に使用すること。
1)光線に対して敏感な患者や皮膚の敏感な患者への照射。
[照射部位に発赤、発疹、皮下出血を生じる場合があります。]
2)後頭部への照射。
[後頭神経を刺激し軽い酩酊やめまいを生じる場合があります。]
3)耳介後部へのプローブでの押圧。
[耳介後部は迷走神経が走行しており、プローブで押圧すると嘔吐反射やめまいを生じる場合があります。]
■禁忌・禁止
○次のような患者には使用しないこと。(安全性が確認されてないため)
1)妊婦または、妊婦である可能性のある人
2)悪性腫瘍のある人
3)心臓疾患のある人(特にペースメーカーを使用している人)
4)出血素因の高い人
5)新生児、乳児
6)高齢者で非常に体力が弱っている人
○次の部位にはレーザ光を照射しないこと。
眼、甲状腺部、性腺部、色素沈着部、ほくろ
○内部を開けたり分解しないこと。[装置内部の配線に触れると感電のおそれがあります。]
○使用者として認められた人以外は本装置を使用しないこと。
○光学機器で直接ビームを見ないこと。
○指定された電源電圧以外で使用しないこと。
○直射日光の当たる場所や暖房器具のそばなど高温になる場所で使用、放置しないこと。
○装置に衝撃を与えないこと。
■併用禁忌
○酸素治療室、高濃度酸素環境下では使用しないこと。
○可燃性・揮発性の物の近傍で使用しないこと。
○本装置を通信機器、エレベーターなどの電磁波を発生させる設備の周辺には設置しないこと。
また、本装置の周辺でマイクロ波治療器や携帯電話などの電磁波を発生させる機器を使用しないこと。
[電磁妨害電波が存在する環境下では誤動作する可能性があります。]
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